潮目が変わった

安保関連法案について、参考人憲法学者3人が「憲法違反」と批判した。法曹関係者の多数も同じ見解であろう。
問題は、これまで、憲法と上記法案の関係を意識しない市井の人の存在であった。
しかし、どうやら、上記批判の時点以降、潮目が変化したようだ。すなわち、安部さんのやっていることは、超弩級の強引政策だとみんなも気がつき始めたようだ。
憲法が国家権力を拘束し、憲法に適合した法律しか国民の権利を制限できないというイメージも定着したようだ。
ただ、それでも、個人の人権に還元できない「公益」による国民の人権の制限を容認するなどの自民党憲法改正案には要警戒である。