国民よ、夏の甲子園大会という児童虐待に目を覚ませ!

我が国では、最近、児童虐待に対する目が厳しくなってきている。
ところで、児童虐待というと、刑事事件から発覚する典型的事例を想起しがちである。
この点、最近の夏の甲子園大会について考えてみると、まず、ここ6〜7年の猛暑の最中、大会が行われてきていることが指摘できる。
大会には、選手が動員されているが、連中は将来プロになるための志願兵や傭兵みたいなものだ。
なるほど、志願兵や傭兵は、戦場で殺されても文句はいえない。
それに比べて、応援団(地域の人間も含む。)の人々はどうだろう。
洗脳されて、我が校の名誉を高めるなどと思い上がって甲子園に来る者もいよう。
また、自治体の業務命令まがいで駆り出される自治体職員や青少年もいよう。
これら広義の意味の応援団の中には未成年者もたくさんいる。
応援に駆り出された又は洗脳されて甲子園やってきたこうした未成年者は、昨今の灼熱の太陽の下、正に塗炭の苦しみを味わうことになる(暗示で気がつかないこともあるが)。この猛暑では死の危険もある。
これを、児童虐待と呼ばずして何と呼ぼうか!